毎日ポストに投函される“うっとうしい”チラシ
あなたの家のポストには毎日、いろんなチラシや広告が投函されていませんか?
だとすれば、あなたはそれらを待ち望んでいたでしょうか?
私を含めチラシや広告を首を長くして待っているような人はたぶん誰もいないはず・・
むしろ、それらを見るたびに「またか!」と嫌気がさす人は多いのではないでしょうか。
うっとうしい広告やチラシを喜んで受け取って頂くには
では、それらのうっとうしい広告やチラシを喜んで受け取って頂くにはどんな方法をとればいいのでしょう?。
その秘訣は
①知る価値のあるとても重要な事
②その情報がとても読み手のためになる事
これらを瞬時に感じ取ってもらうように工夫する事です。
こんな逸話があります。
ある暑い日の午後、ある男が家でアイスコーヒーを片手に
友人と大事な用件で電話をしていると突然玄関のチャイムが鳴りました。
普段なら玄関に向かい、きびきびと応対をするのですが
大切な電話の最中だったので無視していたのです。
チャイムを鳴らす方も、家主が出てこなければ、普通なら不在と思い帰るのでしょうが、
なぜかその日は執拗にチャイムが鳴リ続きました。
それでも無視し続ける家主に、今度は玄関のドアを、ドンドンとたたき始めます。
「まったくうっとうしいな!・・・」
心の中でそうつぶやき、それでも玄関に向かおうとせずに電話を続けていました。
もうこうなると、意地の突っ張り合いです。
「絶対に出てやるものか」と居留守を決め込んだものの、それでも玄関をたたく音は鳴りやみません。
とうとう家主は電話を中断し、その輩を追い払おうと玄関に向かいました。
ところが、その“うっとうしい人”というのは、たまたまその家を車で通りかかり、
庭の植え込みが燃えていることに気づいて知らせてくれた有難い人物だったのです。
その“しつこい知らせ”のお蔭で、家は全焼を免れ、その輩は、たちまち「うっとうしい」から「ありがたい存在」に格上げされたというわけです。
まとめ
「うっとうしい」から「ありがたい存在」に格上げされた理由はもうおわかりですよね。
家主に伝えようとしたことは、一刻を争うとても重要な事で、大切な家を全焼から救ってくれた、まさに「恩人」だったからに他なりません。
大抵の人が嫌がるであろうDMやチラシを喜んで読んでもらうためには、読み手にとってとてもためになり、且つ、とても重要で価値のあるものであるという事を、瞬時に伝えればいいのです。
これがセールスコピーを「うっとうしい」から「ありがたい存在」に変える書き方の秘訣です。