セールスコピーは敢えて難しい表現を避ける
スピーチや文章を書く時、敢えて難しい言葉や表現を使っている事って結構多いと思います。
たとえば、
先般は○○代理店経営セミナーにご参加いただきありがとうございました。心から感謝申し上げる次第でございます。
これからも○○代理店様の売上の郭大はもとより、社員様の定着と勤労意欲への高揚を図るべく総合的な開発協力に全力で資して参りたいと考えております。
また、労働環境におけるインフラの整備、コンプライアンスの普遍化などに積極的に正対する事は、○○産業全体の底上げを行い社会的地位の上進に繋がります・・・・・・・云々
まとまりのある、とてもスマートな文章に一見見えますが、このような一節をコピーとして読んだ場合、あなたは心を動かされるでしょうか?
たぶん、そんな事はないでしょう。
でも、実際にこういった文章を書く人は実に多いのです。
大人ぶった文章を書けば、知性に満ち溢れた立派な文章に見えるという錯覚
ではなぜ、そのような固い文章を多くの人は使うのでしょうか。
それは、そのような固い、大人ぶった文章を書けば、知性に満ち溢れた立派な文章に見えるという錯覚を自然とインプットされてしまったからです。
これはある意味自然の流れといえます。
・頭にきた ⇒憤慨した
・そう思います ⇒所存です
・忙しい ⇒多忙
こういったものが自然と教育されてしまって、何を書くにもこの癖が抜けないのです。
セールスコピーやセールスレターはあえて難しい表現を避け、子供でも理解できるような、読みやすい文章で書くことが大切です。