DMやチラシが捨てられる理由
私の家のポストには毎日、たくさんのDMやらチラシが投函されています。しかし前にも述べましたが、私はそれらをほとんど読まずにゴミ箱に捨てています。
なぜかというと、そのDMやチラシが私にとってなんら関係のない、不必要なものだと感じてしまうからです。そしてそんなチラシや広告を見るたびに、それらにはある特徴があることに気付きます。
たとえばこんな感じです。
創業○○年の信頼と実績を誇る○○○○住宅です。
弊社○○○○では○月の公開を目指し、ただ今○○町にモデルハウスの建築を行っています。
本日はスタイリッシュで夢あふれる○○のモデルハウスの紹介をさせていただきます。・・・・」
このように、売り手側の一方的な想いや言葉で綴られたメッセージをみるたびに「自分には関係ない」と思ってしまいます。
一生懸命なのは分かるのですが、それが逆に執拗な売り込みに感じてしまい、一気に読む気が失せてしまうのです。あなたもそんな風に感じた事はないでしょうか。
広告やセールスコピーで「ミーメッセージ」をやってはいけない
このような売り手側を主役においたメッセージの事を「ミーメッセージ」といいます。広告やセールスコピーでこれをやってはいけません。誰も、あなたの会社の企業理念や歴史など興味ないのです。
なので、セールスコピーの書き出しは「ミーメッセージ」ではなく「ユーメッセージ」で書くように心掛けましょう。
ユーメッセージとは
ユーメッセージとは読んでいる側を主導においたメッセージの事です。
たとえば
実は私も、つい先日まで同じ悩みで苦しんでいました。
○○○○は本当に辛いですよね。
この○○○○は○○○○を改善し、あなたを○○○○の悩みから解放してくれます。……」
このように、「このメッセージはあなたにとってとても重要で、こんなことができ、こんな悩みを解決してくれます。……」というような、読み手側主導で書かれたメッセージがユーメッセージです。
セールスコピーやセールスレターに書くべきメッセージは「ミーメッセージ」ではなく「ユーメッセージ」で書くよう意識しましょう。そうでなければ、たとえどんなに魅力的なオファーをメッセージで謳ってみても、読み手は「これは私には関係ない・・・」と思ってしまい、読まれる確率がとても低くなってしまいます。
再度、あなたの書くセールスコピーが「ミーメッセージ」ではなく、「ユーメッセージ」で書かれているか確認してみてください。