セールスコピーのヘッドラインは道路標識のようなもの
車でどこかに出かける時、今はカーナビという便利なものがありますが、それがなかった時代、頼りになるのは道路標識でした。
道路標識が指す行き先と目的地とが合っていれば運転を続けますが、これは違うぞとなれば別の道を探したものです。
実はセールスコピーのヘッドラインはこの運転中に見る道路標識とよく似ています。ヘッドラインに興味を惹かれればそのままページを読み進めますが、ヘッドラインに興味が湧かなければ別のサイトを探すことになります。
これではせっかくの見込み客を逃してしまいます。
ヘッドラインには大事な役割が2つある
ヘッドラインには重要な役割が2つあります。
それは
①読み手の注意を引く
②このまま読み続けたいと思わせる
です。
これができなければ、どんなに魅力的なオファーを謳っても読み手はオファーに気づくことなくページを離れてしまいます。
20世紀の三大広告人の一人といわれたジョン・ケープルズ(John Caples)は「卓越したヘッドラインには重要な特徴が4つある」といっています。
1、自己の利益
2、目新しい事
3、好奇心を掻き立てられる
4、迅速で簡単
ジョン・ケープルズ(John Caples)
自分の利益に関心がない人はまずいないでしょう。好奇心にしても然りです。人間のほとんどは好奇心の塊です。
セールスコピーの優れたヘッドラインは上手に好奇心を掻き立て続きを読ませる役割をきちんと果たしています。
なので、個人的欲求や好奇心を揺さぶるキーワードをヘッドラインを書けばいいわけです。
優れたヘッドラインによく使われるキーワード
ここで優れたヘッドラインによく使われるキーワードを記しておきます。
1:無料
「肉好きのみなさんへ。180gの松坂牛サーロインに食らいつこう。もちろん無料!」
2、○○する方法
「ある特典を利用して海外旅行費を10万円節約する方法」
3、警告
「警告!今ご使用の育毛剤は3か月で毛包幹細胞を破壊します」
4、1日○分
「1日○分。たったこれだけであなたの収入を3倍に増やします」
5、これだ!
「40歳の童貞男が美人女子アナをわずか3日で口説き落とした方法がこれだ!」
6、あなたは~ですか?
「あなたはちょっとしたある工夫で保険料を20%節約する方法を知っていますか?」
これらはよく見かけるキーワードですが、読者の目を惹き付けるため多く使われているキーワードです。