どうすれば読み手の興味を惹くことができるか
最近、人生のエンディングを考える“終活”というのがブームになっているようです。そこで終活セミナーの参加者を募るためのチラシを作成するとしましょう。
そのチラシに謳うタイトル(ヘッドライン)を考えているのですが、次の二つのセミナータイトルでは、どちらのタイトルがより集客できると思いますか?
①お墓事情について
②もうお墓の維持管理を子供たちに負わせたくない!~お寺や霊園とトラブルにならないための住職の教え~
この2つのタイトルがあった場合、あなたはどちらのタイトルの方が集客数に期待ができると思いますか?おそらく②と答えるのではないでしょうか?
タイトルで最も重要なのは、その効果を瞬間的に連想させるところにあります。
このように、同じ内容、同じ商品でも、どうすれば読み手の興味を惹くことができるかについてのアイデアがビッグアイデアになります。
ある伝説的なセールスコピーライターは
暗闇をさ迷う船のようなもの・・

といっています。
真っ暗な海で明かりをつけていない船は誰にもみえませんよね。
ビッグアイデアのないセールスコピーはそれと同じだと言っているわけです。
セールスコピーを成功させるためのパーツの配分
アメリカのあるダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の権威は「セールスコピーを成功させるためのパーツの配分は、ビッグアイデアが30%、ベッドコピーが25%、オープニングが25%、その他が20%占める」と言っています。
つまり、読み手の興味を惹くためにはヘッドコピーよりもビッグアイデアが重要だというわけです。
世の中は同じような商品で溢れています。そして似たような商品は、どれも同じようなベネフィットを謳っています。
自動車保険なら
安心の事故対応
美容液なら
潤いの肌へ
青汁なら
手軽に野菜不足を解消
などと、同じ種類の商品はどれも同じように謳っています。
そんな同じような内容のセールスコピーをどう目新しく、興味をそそる魅力的な商品に感じさせるか、
そのためのアイデアがビッグアイデアになります。